CELLWATCH / INTRODUCTION

WannaCry — 病院を守る60秒

30秒のイントロです。音声をオンにして視聴できます。終了後にゲームへ進みます。

WannaCry病院を守る60秒
参照できないカルテ0 件
延期になった診療予約0 件
根本修復0 / 2枠
SHIFT REMAINING01:00
待機

病院の通信審査 INSPECTION WORKSPACE

00 WAITING
01 / RECEIVE受信する
→
02 / VERIFY主体・権限・宛先を照合
→
03 / ROUTE通過または遮断
すべての領域
敵の判断:ローカル
⌕ FIELD COMPARISON

6項目の証拠と規則を照合する。

判定は、この通信1件に適用
既存被害の復旧は別に扱う
通過ポリシーの全文 必要なときに確認

調査ログ INSPECTION NOTES

必要な検査結果を届け、カルテと診療予約を守る。

未審査は14秒で通過。一時停止中も規則を確認できます。正規の通信を止めると、検査結果が届かず診療が遅れます。

病院システム監視 HOSPITAL SYSTEMS

GEN 0000
■ 自陣 / 業務稼働▧ 未審査■ 侵入▥ 修復済み
EXTERNAL → GATE → HOSPITAL96 × 60 / LIFE + HIGHLIFE
修正担当:待機中

☏ 先輩オペレーター PARTNER COMMS

相談 0 / 5

6項目の観測内容と規則を、一つずつ照合しましょう。困ったときは相談してください。

先輩が自動サポート

定型応答 / 当直開始待ち
直近の通信
00:00DISPATCH

当直開始待ち。

通信・脆弱性カタログ

審査するデータの定義

ゲーム内の模擬通信です。実環境の監査結果ではありません。この一覧を開いている間、当直は一時停止します。

4系統の通信と元データの規則

敵が狙う11種類の弱点

①のみWannaCry関連。②〜⑪は病院で起こり得る仮想の通信・処理例です。表示する所見は院内の検査装置による模擬判定で、送信者の自己申告ではありません。

通信シナリオと元の照合データ

ID領域照合データ A照合データ B
FIELD MANUAL / 当直のしおり

盤面を見る。伝票を照合する。

初めてなら、開始前に「敵の動作」から「時計なし演習」を選択。1件ずつ判断し、理由を読んで「次の演習へ」で進みます。60秒の適応型に戻すにはリセットしてモードを選び直します。

  1. 監視マップを見る。 一枚のセル盤面で4系統の通信を見守り、11種類の弱点を狙う攻撃を審査します。領域を選ぶと申請書を絞れます。
  2. 通信データを審査。 6項目の「観測した内容」と「適用する規則」を照合します。主体の一致、操作権限、情報の送信条件、展開後の処理量も確認します。キャラクターの見た目や補助情報だけでは判断できません。
  3. 承認/拒否。 正常な通信は緑へ。不正な通信を通すと侵入が始まります。未審査は14秒で自動通過。
  4. 隔離は8秒の猶予。 選んだ領域の被害と審査期限を8秒止めます。区画の通信と一部業務を止め、模擬予約4件が延期され、当直中2回まで。
  5. 根本修復は10秒。 修復は同時に1領域、当直中2領域まで。残りは通信ごとの審査で守ります。青い防壁で侵食を止め、以降の不正な通信も自動拒否します。

背景はB3/S23、脅威は自己複製するHighLife(B36/S23)。詳しい規則と正解は教科書で確認できます。

SHIFT REPORT / 当直報告書

60 SECONDS. YOUR SELECTION.

先輩オペレーターと振り返り

当直終了後に振り返ります。

良かった点
見直す点
次の当直で試すこと

根本修復は同じ弱点からの感染を防ぎます。参照できないカルテと延期された予約の復旧は別の作業です。正常な通信の遮断も、必要な検査結果を止めて診療に影響します。

2017年5月のWannaCryでは、NHSで中止された診療予約は推計19,000件超。5か所の救急部門で患者の受け入れ先変更も生じました。英国会計検査院(NAO)の調査

通信審査 教科書 / FIELD TEXTBOOK

何を見て、通すか、止めるか。

この本を開いている間、当直と攻撃の世代更新は一時停止します。審査中は規則を参照でき、答えと違反理由は判定後に確認できます。

WannaCry — 病院のコンピューターが使えないと、何が起きる?

2017年5月、英国のNHSでは診療や手術が中止され、中止された診療予約は推計19,000件超。5か所の救急部門で、患者の受け入れ先を変更する必要も生じました。出典:英国会計検査院(NAO)

このステージは、その業務への影響を学ぶ仮想演習です。模擬カルテ100件・模擬予約100件を扱います。SMBv1の欠陥以外の10種類は追加の仮想シナリオです。検査所見・対策・HighLifeはWannaCryの実際の攻撃手順を再現したものではありません。NHSの患者データが盗まれたことを示すシナリオではありません。

赤い脅威は使えないシステムの拡大、隔離は区画の通信と一部業務の停止、根本修復は同じ弱点からの再感染防止を表します。既に生じた被害の復旧は別に扱います。

01 / 審査規則

「怪しそうな名前」や赤い盤面だけで判断せず、技術所見2項目に、送信主体と認証主体の一致、役割と申請操作、情報区分と送信先、展開後の処理量を加えた6項目を審査します。一つでも違反・欠損があれば遮断。確認チェックはメモで、採点や正解表示ではありません。送信元端末・接続先システム・申請の暗号化・処理目的は「その他の申請情報」で確認できますが、この演習ではそれだけで可否は決まりません。検査所見は模擬の院内検査装置が付与した信頼できる情報として扱います。

4系統の元データ(技術所見に加えて共通4規則も照合)

11種類の弱点と、演習で確かめる所見

現在の申請の正解と理由を見る

02 / 今回の答え合わせ

当直中に到着した申請だけを掲載。未審査の正解は隠し、判定後に理由を表示します。自動通過は承認として採点し、防壁の自動拒否も記録します。

申請照合した内容あなたの判断正解と理由

03 / 攻撃は、実際に自己複製する

緑の背景はConwayのライフゲーム(B3/S23)。赤い脅威は近縁のHighLife(B36/S23)です。脅威を任意のタイミングでコピーして描画するのではなく、周囲8セルの数から次世代を計算します。

誕生 B36 死んだセルの周囲が3個または6個なら誕生。
生存 S23 生きたセルの周囲が2個または3個なら生存。
それ以外は死滅。すべてのセルを同時に更新。

12セルの複製核は、十分に広い空間なら12世代後に2個、36世代後に4個の核になります。以下の実験台で「+12世代」を押すと、実際の規則による変化を確認できます。

世代 0 / 生存セル 12

初期:核1個・12セル
12世代:核2個・24セル
36世代:核4個・48セル

実験台は48×48セル。端の外側は死んだセルとして扱います。長く進めると境界の影響を受けます。
本人確認:単核複製

12セルの複製核1個。6世代/秒で対角線へ増殖。

共有:鏡像複製

同じ核を左右反転。6世代/秒で逆の対角線へ増殖。

大量通信:双核複製

離した核2個。9世代/秒で更新し、複数の系統が同時に増殖。

持ち出し:前駆体複製

6セルの前駆体から開始。3世代で複製核が生じ、以後は同じ規則で増殖。

4種類は共通の自己複製核を使い、初期配置・向き・更新速度を変えています。セキュリティ上の危険性とセルの形はゲーム上の対応です。実在の脆弱性がこのセル規則で動くわけではありません。

盤面は96×60セル。脅威ごとに独立したセル層を重ね、異なる申請由来の脅威同士は干渉しません。根本修復はその領域由来の脅威を除去し、新たな不正申請の種を拒否します。隔離は世代更新を停止します。

資料:David Eppstein / HighLife replicators · 規則と初期パターンのRLE · LifeWiki / 前駆体・各世代の配置

04 / 対処の使い分け

行動効果代償・注意点
承認正しい通信が緑へ戻る。不正な申請を通すと複製核が侵入。主被害が可用性なら閲覧不能、機密性なら漏えい、完全性なら改変に6件加算。検査系統は3件・延期予約5件。
拒否その申請の種を消す。正常な申請を拒否すると延期予約8件。既に通した別の脅威は残る。
隔離8秒間、継続被害・複製・審査期限を停止。延期予約4件、当直中2回まで。根本修復とは異なり、解除後に再開。
修復10秒後に既存の複製核を除去し、以後の不正申請を自動拒否。当直中2領域まで、同時に1領域のみ。残る領域は審査が必要。修復作業中は被害が続く。

継続被害は4秒ごとに侵入中の申請ごとに、主被害の模擬カルテが1件増えます。検査系統は模擬予約も延期。セル数そのものは被害の計算に使いません。感染経路を修復しても、閲覧不能・漏えい・改変した模擬カルテと延期予約は戻りません。復旧作業はこの60秒の当直の後に必要です。

件数は各種別100件を上限とする演習の仮定です。種別間で同じカルテを含む場合があり、合算した実被害数ではありません。すべて正しく審査すれば全被害0件で終えられます。根本修復で審査の手間を減らす方法も試してください。